鼻炎③(味がしない。。 )
前回、鼻詰まりになる代わりに咳が止まることを発見したことを話した。
その後もとりあえず鼻が詰まるのはしんどいが、眠れなかったり普通に生活する際に変な目で見られるような咳よりはマシなので (コロナ渦なので。。。 )、鼻詰まりを耐えるように薬を飲むのをやめた。
これまでが2021年の6月くらいの話である。
続いて7月くらいの話になるのだが、私の帰国が9月末と決まっていたこともあり、最後のタイ生活でせっかくならタイ料理を満喫しようという気が湧いてきた。
また他にもせっかくタイに来たのなら、行ったことのないところへ観光に行きたいという気持ちも湧いてきた。
加えてコラート付近では色々なご飯を食べていたこともあり、他の地方でご飯を食べようと思った。そこで、タイ東北部にあるウドーンターニーに行くことにした。
ウドーンターニー東部にはバーンチェン遺跡という、世界文化遺産にも登録されている遺跡がある。こちらはタイに住んでいる方は一度は行ってほしい遺跡である。
紀元前2500年〜2000年くらいの旧石器時代のものが色々と見れるので、非常に興味深い。
詳しくは下記を参照してほしい。
thailandtravel.or.jp/ban-chiang/
そちらのタイ料理を頂いたのだが、それが非常に辛かった。一方で、他の味がほとんどしなかった。この頃鼻詰まりさせるように薬を飲んでいなかったので、恐らく鼻詰まりのせいなのだろうと思っていた。しかし思い切り鼻をかんで鼻詰まりをとっても、少しの間しか味がしない。。。
折角帰国前に様々な地方のタイ料理を満喫して帰ろうと思ったのだが、これでは全く満足に楽しむことが出来ないことがわかったのだった。。。
またここでもう一つの懸念が頭をよぎった。
”そういえばコロナって味覚障害もあったよな。。。もしかしてコロナなのか???もしくは知らないうちにコロナにかかってその後遺症で味覚障害が続いているのか?”
と考えるようになった。
海外赴任というものはただでさえ狭いコミュニティなので、誰かがコロナになったということになればそいつが槍玉にあげられることはわかり切っている。
しかも私が赴任者の中で最年少なのでそんなことになれば針の筵になると思った。
こうなると気が気ではなくなった。
休みは3日間あり3日間ウドーンターニーを満喫する気で行ったが、2日目で即座に家に帰ることにした。
家に帰ってすぐに会社から支給されている簡易PCRキットを使用して確かめた。
その結果は
陰性。
この結果コロナではないことがわかり胸を撫で下ろした一方で、”コロナでなかったらなんなのだ?”と新たな疑問が湧いてきた。
先ほど話した後遺症という可能性もあるが、調べるとその人たちは完全に味覚がない状態が続くと書いてある。
完全に味覚がない状態ではなく少し弱い状態が続いているこれはなんなのだ??と疑問に思ってその日は床についた。