鼻炎⑥(年末年始の悲劇)
前回の話で鼻炎が快方に向かってとりあえず問題なくなったことを書いた。
次にその年末に起きた悲劇について話していこうと思う。
まず少し別の話をするが、転職して新しい仕事を始めて1ヶ月間非常にしんどかった。
というか現在進行形でしんどい。。。
以前の職場で私は化学系だったり人の作業分析の生産技術をやっていたのだが、次の職場では完全に機械のエンジニアをすることになった。
全く分野のことも知らないまま入っていったので、現在もその分野を日々勉強し続けているところである。
このように年末には精神的にも肉体的にも疲れていたのもあったので、誘われるがまま年末の飲み会などを入れていた。
そこで問題が発生したのだが以前の話で話した通り、酒を飲むと咳が止まらなくなる。
だがしかし、今の病気も快方に向かっていたこともあり完全に油断していた。
飲み会で酒を断ればよかったのだが、日本に帰ってきて始めての友人との飲み会で、自分の中でも断りたくないという気持ちが出ていた。
毎日飲んでは咳をするような生活をしていたのだが、ついに年も明けて飲み会ラッシュが終わった。
久しぶりの実家でおせち料理や雑煮を食べながらお笑い特番を見るような、最高の正月を満喫していたのだがその夜から悲劇が始まった。
いつも通り夜10時くらいに風呂に入り11時くらいに床についてそのまま寝ていたのだが。。。。。
深夜2時くらいに咳で起こされた。
とりあえず何度か咳をしてもう一度寝ようとするのだがなかなか眠れない。
水を飲んだりしたがあまり効果はなかった。そのなかでもどうにか寝ることが出来たのだが、問題は1/2に飲み会があったことである。
こちらも久しぶりに会う旧友たちなのでどうしても行きたかった。そこで劉角散ダイレクトと呼ばれるものを買って、咳を我慢できる体制を作り飲み会に向かった。
幸運なことにその龍角散ダイレクトは効力を発揮して、酒を飲んでも咳が出なかったのである。
とは言っても完全に出ないわけではなく、咳が出そうになったら何度も龍角散ダイレクトを飲むことで咳を飲み込むことが出来るだけである。
しかし私は、
”今耐えられたらもう一度病院でみてもらって治すことが出来る!だから今の飲み会中だけ我慢しておけば良い!”
ぐらいに思っていたが、その後もっとひどい生活が待っているとはその時の私は知る由もなかった。